どうも、ねじまきです。
本来は6月の振り返りをするはずだけど、
配信が遅れてやっぱり話題はインスタスレッズ。
イーロンマスク氏のTwitter社買収の「きみの鳥はうたえる?🕊」の頃からこんな展開になるなんて誰が予想できたでしょうか?
・・・ということでスパイダーマン新作も出たことだし、
“糸”(スレッズ)つながりで色んな話題をお届けします。
今月のおすすめ記事
・・・ということでさっそくニュース紹介から。
宇野 正直、自分が日常的に接しているのは海外のメディアばかりで、今回の『ハリウッド映画の終焉』の「註」を見れば一目瞭然ですが、註釈元はほぼ英語圏の記事やポッドキャストです。インターネット環境以降の映画批評は、そうなっていくのは必然なんじゃないかと。
稲田 いわゆる映画ファンとかシネフィルと呼ばれる人たちって、どんなに作品や現在の映画業界を批判的に語っても、最終的には「映画という体験が好き」「銀幕が好き」といった「内」向きのロマンに着地しがちですよね。でも、宇野さんは、それだけではないところに出口を見出そうとしている。
●リトリートの醍醐味は自然だけでなく人とのつながりも取り戻せること
以前ポッドキャストでも紹介したことのある『Nature Fix』の作者インタビュー。
というのも、リモートワークが進むにつれて、都市が郊外や地方と競争する必要に迫られるのは確かだと考えているからです。都市に住む人々は緑地へのアクセスをますます求めるようになるでしょうし、住民の流出を食い止めるためにも、自然を取り入れる方法を学ぶ必要があるという認識が広まってきていると感じています。柔軟に対処できれば、今後も都市は繁栄していくはずです。
別れる時に、ちょっとイーグルスの曲名を思い出して「take it easy」と言ってみたが、恥ずかしくて小さな声だったから聞こえなかったようで、すぐにバリバリと大きな音で走って行ってしまった。
若者が戦場に駆り出されないことを祈りたい。
うん、なんとも良いブログ記事・・・。
フランスの一部の人気観光地では、すでに観光客の数を減らすための対策を講じている。マルセイユのカランク国立公園では、有名なスギトンの入り江への1日の訪問者をわずか400人に制限する予約システムを導入。パンデミック発生時に初めて実施されたこの制限は、少なくとも2027年までは維持される予定だ。一方、ブルターニュのブレハ島は、1日の訪問者数の上限を4700人に設定した。
ただ、これらの人気観光スポットは、必ずしも全体の訪問者数を減らそうとしているわけではなく、年間を通してより均等に訪問者数を分散させようとしている。
いや~祇園祭ほんとに人がすごかった・・・。
まずは清水寺や金閣、嵐山など特定エリアに人が集まりすぎない工夫をするところから。
●世界各国の軍事費マップ(GDP比)
かなり興味深い統計。ざっくり感じたことを。
・イタリア大丈夫?
・フランスは軍事企業のイメージが大きいのでもっとかけてるかと思いきやそうでもない、イスラエルもそれほど。
・日本の軍事費が韓国より少ない
・ラテンの国はどこも抑えめ。
・中国は28年連続で増加しているらしい。(恐ろしい)
ブラジルとかタイの軍事費が減っているのはどういう仕組みなんだろう。
これだけ軍事費が跳ね上がっていたら「核」の恐怖はもう避けられないんだな、と。
やっぱり歯止めをかけるのが日本の役割なんだけど、逆方向に進んでいるようにしか思えない。
クリストファーノーラン監督の映画『オッペンハイマー』で世論が動けばいいんだけれど。
・・・色々思うことあって、お盆は広島に行くことにしました。
●インスタグラムスレッズを使ってみた感想とツイッターの今後
色々書いたけれど、マストドンやBlueskyにあるネットオタク臭さをうまく消したところもウケたポイントなんだろうな、と最近スレッズを使ってて気づいたり。
ねじまきのスレッズはこちらより。
→ https://www.threads.net/@nejimaki_radio
Art Of The Month
「糸」と聞いてまず思い出したのは塩田千春さんのアート。
塩田千春《静けさの中で》2008年 焼けたピアノ、焼けた椅子、黒毛糸展示風景:「存在様態」パスクアートセンター(スイス、ビール/ビエンヌ)2008年撮影:Sunhi Mang
糸を空間全体にびっしりと張り巡らせた塩田千春さんの作品シリーズ、一度は生で観てみたい。
今月の一曲
『糸 / 中島みゆき』
なんで今さらこの曲を、という人も多いかもですが、
せっかく「スレッズ(糸)」がテーマなニュースレターなので🧵
なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない
縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない
こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
歌詞が最近のSNSやアルゴリズムを暗示しているように読み取れるのは僕だけでしょうか。
有名な「花嫁の父が歌う「糸」」も併せてどうぞ。笑
今月の一冊
『1Q84 / 村上春樹』
Audibleで村上春樹の『1Q84』を久々に読み(聞き)返している。
これも実は”糸”(空気さなぎ)が出てくる小説だったり。
「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ」
宗教二世問題、NHKの集金人、リトルピープル、殺し屋、小説家志望の男、など個性的な登場人物ばかりで、なんだかんだストーリーをぐいぐい進めていく語り口は流石。
ただ『1Q84』も新作『不確かな壁』も村上ファン向けな作風なので、
これから読み始めるのはおすすめできないかなぁ。
Fine Letter. について
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🧶あとがき🧶
Meta社のスレッズ、これからどうなるのか読めないですが
Twitterの競合が生まれるのは良いことかなと。
個人的にはそのうちFacebookフィードと連携していくんじゃないかと予想してたり。
アルゴリズムの影響で
あれやこれやになぜめぐり逢うのかわからない時代になってしまったけれど、
みんなでいい布を織りなしていきましょう。
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