どうも、ねじまきです。
『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・キングダム』、時間がなくてほとんど進んでないけれど、世界観にちょっと触れるだけでも現実逃避できるのでほんと凄いゲームだなと。
「そういや、王国(キングダム)ってどういう国があるんだっけ?」と思い調べてみると
タイ、オランダ、デンマーク、UK、モロッコ、カンボジア、スペインなど
世界一周旅行で訪れた国も多かった。
モロッコやタイの王国感はすごかったし、やっぱり国の雰囲気にも表れてくるもんだなぁと。
我らが日本の天皇、あくまで象徴ではあるものの、
実は世界で最も長い歴史を持つ日本の皇室。
”エンペラー”を名乗るのも世界で今や天皇だけだそうで、他の国からはどういう風にみえているんだろうかとちょっと気になるところ。
賛否両論あれど、やっぱり日本国民として誇りをもってもいいかもな、と思ったり。
今回は「ティアーズ・オブ・京都」ということで京都の話題が多めになります。
今月のおすすめ記事
・・・ということでさっそくニュース紹介から。
●京都の市バスが観光客だけ運賃値上げ? SNSや地元メディアで話題に 火消しに走る市長、その真意とは
観光客が多すぎて(特に中心部は)全然機能していない市バス。
観光客と市民との間で少しくらいバスの運賃を差別化してもあまり効果はないのでは?という意見もあるけれど、個人的には値上げに賛成。
(ま、京都市民ですしね)
オーバーツーリズムって、アムステルダムやベニスの例をみても
根本的な解決策がいまだにないのがうーん、というのが悩みどころ。
醸造責任者のクリス・ヘインジが、2023年末をもって京都醸造を退職すると発表し巷で話題になった、クラフトビール京都醸造。
では、日本のクラフトビールはどうかと目を向けると、ようやく国内で消費されるビール全体の1%を超えるくらいに成長しましたが、2%未満です。
しかし、大手メーカーの出す”クラフト”が幅を利かせる現状から、小規模醸造所はこれまで以上に市場にアクセスすることも難しくなっていくことが予想されます。
4月からのブログ投稿はどれも読みごたえがあり、
キ〇ン批判からクラフトビール文化への愛まで、
ビジネスに関わる方ならぜひ読んで欲しいなと。
新しい挑戦も応援してます。
「My Internet」的でこういうの大好き。
インターネットってほんとに広大だなと改めて思う良記事だった。
●ソーシャルメディアを辞めることは長期的に見て利益があるのか?(英文記事)
よく本などでSNSを辞めると幸福度がアップする、というのは言われるけれど、
実際のところどうなんだろう、という話。
イーロンマスク買収後にツイッターをやめる、という人が多かったけど、
結局Twitterに戻ってくる人はたくさん見たし、
僕自身、ネットカルチャーが好きなので「たぶんやめられないだろうな」という思いが心の底にある。(最近見る時間は減ったけれども)
お酒も”百害あって一理なし” なことが証明されたけど、
そこそこは飲んだりするのと同じで、人間ってそんなもんなのかもなと思う昨今。
Socialを批判しつつも、結局離れられない、
そのぐらいの距離感が人間らしくていいのかも。
でもTwitter辞めてしまうと、
ネットまわりのトピックを追うのは、かなり難易度あがりそうだし。(追う必要があるかは置いといて)
インスタグラム版ツイッター「スレッド」も
うまくいけばいいんだけれどどうなることやら。
・ゲーム音楽の巨匠 David Wiseに芸人カミナリが会いに行くという企画(後編)
前回紹介した、芸人カミナリの二人が、デビッドワイズに会いにいく話の続き。
ジェネシス・ポリス・フィルコリンズなどの80’sの洋楽や
ロシアのクラシック音楽(プロコフィエフなど)がインスピレーション元になる
「とげとげタルめいろ」はもともと海のステージ用に作られた音楽だった、という裏話も興味深かった。
7年ほど前、京都でインディーズゲーム開発者が集うイベントに行ったところ、
『スターフォックス64』を開発していた方に遭遇し、
「マジックマッシュルームを食べながら作ったんだ」という話を聞いたのを思い出した。
(サイケデリックな『スターフォックス64』をやったことがある方なら納得できるはず笑)
ゲームや音楽など、作った人の話を聞くのはほんとに面白い。
Art Of The Month
京都のワインバーで偶然出会った、小川信治さんの絵を紹介。
ジャンル問わずいろんな種類の絵を描かれていて、
幅が広くて話しぶりもほんとにアーティストって感じだった。
鉛筆一本で書く超絶技巧な絵から、ルーブル美術館にありそうな西洋絵画、
そして日本画もばっちりされているとのこと。
ドラクエのスライムを描くのが限界な自分には、もはや魔法にしか見えない。
今月の一曲
『虹 / くるり』
プライド月間ということで、京都出身のバンド・くるりの「虹」。
(・・・別にLGBTQな曲ってわけでもないけれど)
錆びた線路際 涙枯れた六地蔵
何もない広い野原 戻ることも嘆くこともない
くるりの新作アルバムは、オリジナルメンバーで作ったとの噂なので、
京都時代の音に回帰しそうで楽しみ。
「街」の曲とかもそうだけど、
京阪電車に乗った人にしかわからないよね、このイメージは。
(“涙”つながりという意味も込めてこの曲にしてみました)
今年の京都音楽博覧会はぜったい行くと決めた。(誰かいこう?)
今月の一冊
『ネットでつながることの耐えられない軽さ / 藤原智美』
ネットを流れることばは
「高速をかぎりなく偏愛する」病をわずらった言語なのです。
たいして、宗教改革を推し進めるプロテスタントは、聖書という書物に教義のすべて を求めました。 カソリック対プロテスタントの闘いとは、「教会=建築空間」と「聖 書=本」との闘いだったわけです。プロテスタントは教会という空間から宗教を解放 聖書に宗教活動の基本を移し、それを成功させました
書きことばが衰退するということは、読む力も衰退するということです。よって読 者の力も同時に衰えていきます。 現在、紙に書かれる文章も短文化が進んでいますが、 短文しか読まない読み手がふえているからにほかなりません。 長文を読めない人がふ えているのです。
多少の説教臭さはあるものの、
聖書と建築の関係やインターネットの言論などについて書かれていて興味深かった。
プライド月間🏳️🌈
6月はプライドマンス。
・京都のLGBTQ+サークル「カラフル」さんが
京都市役所本庁舎正面玄関で展示を開催中
→ Instagram
・クィアな話題をお届けする「ドーナツレター」
→今更だけど2022年の話題も振り返る予定です。
ねじまきブログでも
エッセイをいくつか書ければなと思っているのでお楽しみに。
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🦊あとがき🦊
歴史あり、文化あり、飯よし、価格よし、ビジネスよし、で四拍子、五拍子そろう京都。(人・・・)
任天堂も、はてな社も京都、村田製作所、島津、京セラ、天一 etc..
ねじまきも京都生まry) ⊂(・ω・*)∩
・・・といいとこぎょーさんある京都なんですが、
実は色んな問題を抱えている千年の都の涙。
オーバーツーリズムや高さ規制、などについて京都在住の方の意見を聞いてみたいなと。
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