どうも、ねじまきです。
少しバタバタしていて半月遅れの配信ですが、
さっそ6月のおすすめ記事の振り返りから。
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印象に残った記事まとめ
AI時代だからこそ、デイリーポータルZのこういう泥臭いブログ記事はなんか和むよね~
なんと、全体の25%の人がコメダのモーニングを断ったことがあるという結果に。
では逆に、「断ったことがない」と答えた人は、そもそも『コメダのモーニングサービスを断る』という選択肢を考えたことがあるのだろうか?
なんと、88%の人が『考えたことがない』という結果に!最高だ。『朝コメダに行ったらモーニングっしょ!』という猪突猛進マッハGOGOの人がたくさんいてうれしい。
早々にドリンクが運ばれてきた。しかしモーニングは来ない。なぜなら断ったから。
今のわたしは、コメダのモーニングを断った方の世界線を生きている。
だって「ファースト」になる人種がいるのでしたら「セカンド」人種がいるわけで、優先席で妊婦さんなどがファーストになるのとはわけが違います。ダメですそんなものは。クソオブクソ。
冒頭の「好きだったのに」というのも「あなたのことが好きなのになんで私達に都合の悪いことを言うの」でしかないわけです。
政治家は救世主ではありません。
良いなと思っても自分軸を持ってなんかおかしいなと思ったら離れて良いんです。自分の考えを「この政党が言うから正しい」と委ねてはいけません。
はてな匿名ダイアリーのエントリー、
AI時代における知性について、色んなコメントが付いていて興味深かった。
好奇心と課題設定能力かと。
AIたらし力。
産業革命の結果何が残ったのか考えてみると「ブランド」ですかね
常に人生以上に優先されるものはないので、哲学や倫理がより重要になると思います。
肉体労働の価値は維持され、頭脳労働の価値は落ち、感情労働の価値は上がると思う。人間の価値は人間であること、になるだろう
人間性や人格かな。現時点でも嫌な顔せず話を聞いてくれるAIの方が話し相手として適してるって評価はあるが、それを超えて「AIと話すより楽しい」「AIよりこの人に相談したい」と思われる人に物凄い価値が出てきそう
個人的には、共感力とメタ認知能力かなと思ってる。
「群れ」だね 昔から変わらないけど
個人的には、
心を揺さぶる能力、インターネットにない情報をディグる能力、”鋭い五感”の3つかなと思ってたり。
小説家やコメディアン、俳優がやっぱりより重宝されるようになるのかなぁ、なんて。
ブロガーなんて真っ先に消される存在ですとも。ええ。
つまり、アートとはコミュニケーション[伝達行為]である。そしてここにAIアートの問題がある。作家として作品を書くとき、私は数万、いや数十万もの微細な決断を下している。それらはすべて、私の内なる大きく、還元しがたい、神秘的な感情をあなたの心に具現化させるという目的に沿って行われる。決断の多くは意識的ですらないが確かに決断であり、単なる確率論的なオートコンプリートではない。私の小説は良いかもしれないし、悪いかもしれないが、確実に言えるのは伝達意図に満ちているということだ。それらの微細な決断の1つひとつが芸術的意図の表現なのだ。
私がAIアートを好まない理由がここにある。AIアーティストに大きく、神秘的で還元しがたい感情が欠けているというわけではない。我々は誰しも、そういった感情を持っているはずだ。問題は、AIプロンプトには極めて限られた伝達意図しか含まれておらず、(すべてではないにしても)大半の優れたアート作品には、AIプロンプトに収まりきらない豊かな伝達意図が込められているということだ。
いやあ、ほんとにそうだ。
こういう意識を忘れない人間でありたい。
たしかに、以前のTRPにあった「圧倒的な色と声、身体の解放」といった高揚感は、少し影を潜めていたように感じる。
だが、その「地味さ」の裏には、今の社会がクィアに求める“生きやすさ”と“目立たなさ”の狭間で揺れる現実があった。
このときから、TRPは“抗議”の場ではなく、“調和”の場へとシフトしはじめたのかもしれない。
日本でもそれに真似るように、企業は「LGBTQフレンドリー」を表に出すことに慎重になりはじめた。目立ちすぎない、主張しすぎない、誰も不快にさせない。その結果、企業の“支援”はますます無難で抽象的になっている。
だが今、その旗を身につけることすら「目立ちすぎる」として、敬遠されるようになっている。
個人が「安全」のためにレインボーを外すことが責められるべきではないのはもちろんだが、それでも「見えない」TRPは、果たして誰のためのパレードなのだろうかと考えざるを得ない。
プライドのイベントについては、LGBTQ+のなかでも意見が分かれるところだけれど、確かに企業のPRの場になりつつあるのはどうかなぁ、と僕も思ったりはする。
“抵抗の場”みたいな言い方は日本で有効に機能するかは個人的には少し疑問ではあるけれど、このままぬるっと無味無臭なイベントになるのも違うので、難しいなと思うばかり。
個人個人の意見がもう少し聞ける場であってほしいな。
・The 50 Greatest Fictional Deaths of All Time
小説や映画での”偉大な死” 50選。
個人的には『闇の奥』のクルツ、『ブレイキング・バッド』のガス・フリングがぱっと思いついたな。
Art Of The Month
『芸術家の肖像画 -プールと二人の人物-』
イギリスの20世紀を代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニー。
iPadで絵を描くことで有名な人だったりも。
今月の一曲
「Rock 'N' Roll Star / Oasis」
オアシスの名盤『Definitely Maybe』の1曲目。
シンプルにマンチェスターロック!という感じがしてなんだかんだオエイシスの中では一番好きかも。
自分はあくまでブラー派なんですが、(そういわなきゃオアシスは語れない枕言葉みたいになってるね)
やっぱり兄弟二人揃ってオアシス再結成するのはすごいことだなと。
「ロックンロールスター」はカラオケでたまに歌ったりもします(笑
ブラーやキンクスみたいにひねくれた歌詞も良いけれど、
Some might say we will find a brighter day
みたいなことをシンプルに歌い上げるバンドも、やっぱり世の中には必要だなと。
Glastonbury 2025
英国で行われたグラストンベリーフェスティバルも最高でしたね!
以前ねじまき通信で紹介したLordeの「Green Light」。
ちょうど新作も出て最高のヴァイブス。ほんと来日してほしいな。
(それからYoutubeのアルゴリズムがKeaneの「Somewhere Only We Know」@Glastonburyを流してきて涙ぐむ私。)
あ、先月 TOKIOの「宙船」を取り上げたけど、
まさか翌月に解散するとは思いもしなかったね・・・。
(宙船も僕の大事なカラオケのレパートリーです、どうでもいいと思うけど。)
・音の壁レターのプレイリスト
グラストンベリーにちなんだ曲から夏にぴったりの曲まで、15曲お届けします。
🌎ねじまきのあれこれ🌏
僕が書いたブログの振り返りなど。
・Pocketからおすすめの過去記事を100個、振り返ってみた (前編)
・ニューヨークタイムズのおすすめ記事まとめ(2025年6月)
💂あとがき💂
いつもは日本・アメリカ・中国関係の記事が多くなってしまいがちなので、
今回はイギリス的なニュースや音楽を取り上げてみました。
現在、イギリスで大ヒットしている日本の小説『BUTTER / 柚木麻子』の
読書会もBook Stackで開催中。
一か月かけてみんなで一冊読む試み、まだ追いつけるので気軽に参加して頂ければ。