どうも、ねじまきです。ずいぶんと配信遅れましたが、
コーチェラでゴリラズみながら書いてます🎡
2023年3月厳選ニュース
●なぜ「書く」のか? 誰かに読んでもらいたい。自分のために記録したい。私の心を軽くしたい。
はてなブログの特集。AI時代になぜブログを書くのか、
ふつーの人の声が見れて良いまとめ。
“頭の中の「もじゃもじゃ」をなんとかしたい”っていうのはすごくわかる。
Twitterの囲い込みがえげつないので、
一つの企業のみに管理されないFediverseやMastodonなどの分散型SNSによって、
なにがどう変わるのかという話。(ちょっと長いので好きな人だけ読んで)
インターネットは当初から、コモンズを築こうとする人々と、それを囲い込もうとする人々との戦いの場だった。
ここでフェディバースの話をしよう。フェディバースの基板はActivityPubという標準で、ほぼすべてのアプリケーションをサポートできるオープンで相互運用可能な基板を作ろうとした変人たちがデザインしたものだ。大企業はそのようなものに見向きもせず、傲慢にも夢物語だと切って捨てた。つまり、ActivityPubは設計者が意図したとおりに、狡猾な独占企業が仕掛けたブービートラップから解放されたものなのである。
「互いにペンフレンドになろう。話そう。共有しよう。歓迎しよう。気遣おう。そして、ただ動き続けよう。軽快でいよう。たぶん、インターネットを少し巻き戻して、ブログや分散型グループ、テッキーなお遊び、現実のしきたり、クローゼットの中にサーバを置く現実主義者に立ち返らなきゃいけないんだろう」。
世界の潮流的にSNSはどんどん有料化する流れになってきるな、と。
デンマークの世界的レストラン「ノーマ」。
京都でポップアップレストランを開くということでこっちではかなり話題になってたり。お値段一人12万5000円というあれなので一生食べることはなさそうですが、
最先端のグルメを知るだけでも、なんか楽しいですよね。
●音楽はきみを傷つけない:ジョージ・クリントンが陰謀論とフェイクニュースの時代に授ける教え
「虚構」こそがリアリティ。長いけど読みごたえある記事でした。
こんなことを言うとクラシックロック信者には怒られそうですが、ウッドストックってあとから見るとやっぱり白人中産階級の若者の祭典で、その階級をいかにマネタイズして、いかに音楽産業を巨大化するかの道筋を大きく開いたものでもあったように感じます。ちなみにクリントンは、こうしたビジネスのありようを「混沌によって金儲けをする」という言い方をしています。
ファンカデリックの音楽に、いまなお現在性があるのだとすれば、クリントンが、「希望」というもののあとに来る発酵、腐敗、弛緩に、興味の焦点を置いたところにあるのかもしれません。加えて彼は、それを一方的に醜いものだというふうには考えず、腐敗もまた人間、もしくは生命というものの本質なのだと考えていた節があるのも、案外いまっぽいところかもしれません。「腐敗」に注目したことによって、いまっぽく言うなら「サーキュラー=循環的」な視点が、どことなく感じられるんですね。
毎年アメリカのオースティンで行われるサウス・バイ・サウス・ウェスト。
個人的に印象に残ったのはサイケデリックな話題。
ドラッグ・幻覚剤の使用でメンタルヘルスの改善は真面目に議論されていて、
実用化も間近という印象。
AIに対抗するには、脳や感覚をドラッグで拡張する方向に行くのでは、
とそういう流れもある気がします。
(50年前のSFで既に書かれていることでもありますが)
日本で見られるコンテンツも
『エブエブ』も『ブルージャイアント』『ムーンエイジデイドリーム』
などサイケデリックな描写がほんとに増えたなと。
幻覚剤に関して、日本政府も製薬会社も前のめりな姿勢になってきているので、
10年後ぐらいには、みんなトンでるのかもしれませんね。
●なぜ任天堂はヨッシーを正面から描くことを恐れているのか?(英文記事)
小ネタ的な記事。
確かに正面を向いたヨッシーは、あまりみない気がする・・・。
真上からのミッキーマウスの姿もあわせてどうぞ笑
マリオの映画も公開初日で大ヒットしているそうでなにより。
まだ行けてないUSJのマリオワールドがさらに混雑するな…
その日の出来事を10分ぐらいで振り返る新しい日記ブログはじめました。
・祇園で上京する知人との別れ
・AIの未来ををいろいろ考えている
Art Of The Month
ねじまきが気になったアート・芸術を紹介するコーナー。
●L I M I T L E S S / Prince Gyasi
ガーナ人の写真家 プリンス・ギャシによる作品。
デジタル処理で独特の色合いを出しているとのこと。
●『春光春衣 / 松岡映丘』
Google Arts&Cultureで見つけたけどこれは雅だ・・・。
春らしさ満開なので拡大して見てほしいなと。
今月の一曲
『Dark Side Of The Moon / Pink Floyd』
ピンクフロイドの名盤『狂気』が50周年。 (今回は一曲というか”一枚”な紹介。)
このアルバムは若者の間でも”ドラッグでトリップしながら聞くアルバム”という認識が広く広まっていて、いまだに絶大な人気を誇る狂気のアルバム。
『オズの魔法使い』の映画とシンクロする話が有名だったりも。
こちらは編集版でいくつかの曲が繋がれている動画ですが、
Trippyな雰囲気が味わえるはず。
お酒を飲みながら、それとも××しながらでもどうぞ・・・。
AIが生成したサイケデリックな映像もすごい。
(もし)背中にタトゥーを入れるなら、
このアルバムジャケットの絵を入れようかな、と思うぐらい好き。笑
坂本龍一さんが死去。
(いまさら書くのもあれなんですが)
人生のあらゆる場面で、何度この人の音楽に助けられたことか。
・・・実は学生時代に3000円でライブを見たことがあるんですが、
あの独特な喋り方が今でも忘れられない。
ずっと聞き続けます。
ジャズギタリストのウェス・モンゴメリも生誕100周年だとか。
今月の一冊
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
村上春樹の新作の予習に、10年振りの再読。
偶然にもAI時代を暗喩しているようにも読めるし、
ウクライナというワードが出てきたりも
「よくわかるよ。僕もときどきそう感じることがある。
街に比べると、僕が弱い矛盾した微弱な存在じゃないかってね」
●AI時代に読む村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
Tweet Of The Month
ねじまきの個人的に印象に残ったツイートをまとめたコーナー。
イーロンマスクがSubstackでTwitter埋め込みを禁止にしたので、
次号ではリンクのみになるかも。(貼れてるツイートは3月に貼ってたためセーフ)
・北朝鮮の件もあったので、もしもの時のために。
ウクライナでは、「Rule of two walls(2枚の壁ルール)」と言われてました。要は、建物の外壁プラスもう一枚壁を挟むと、爆風から身を守りやすいというもの。トイレや廊下など窓やガラスの無い内側の部屋に逃げると良いことや、まずは窓のカーテンは閉めた方がいいことなどは、伝えた方が良いのかも。牛尾梓 Azusa Ushio
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🦄あとがき🦄
一角獣の絵文字があってびっくり。(「世界の終り」ネタ)
もしNOMA京都に行かれる方がおられれば感想聞いてみたいなと。
(さすがにいないか・・・)
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