ねじまき通信10月号
ペンギンブックスから万博閉幕まで
どうも、ねじまきです。
だいぶと遅くなりましたが、10月振り返り分のねじまき通信お届けします。
印象に残った記事まとめ
さっそく10月のおすすめ記事の振り返りから、と言いたいところだけれど、
もう11月も半分過ぎてしまい、
もはや10月のテーマがもはやぼやけてきたので今回は雑多に記事紹介していきます。
(ほんとはハロウィンやホラーを絡めた回にしようと思ってたけど…)
・旅行したら現地の生活覗き見るほうが好きなやつおる? | はてな匿名ダイアリー
カウチサーフィンで海外旅行中に他人の家に泊まることが多かったけど、
ホストの家の冷蔵庫を開けて中を見るのが好きでした。
はてなブックマークコメントが面白い。
イランおすすめ。1時間くらい街をウロウロしてると「うちくる?」と誘われ2週間くらい世話になれる。
ちょいわかる。ベトナム行った時、学校の前を通りかかったら昼時に一斉にスクーターが出て行ったり、校門の前に屋台がやってきて、そこで学生がつるんでランチするのとか面白かった。ちなベトナムの学生は制服。
日本国内の旅行でも「ここに住んだらどんな生活になるんだろう?」って考えながら景色を見るのが好きだよ。
同じ歴史を繰り返すならば、もっとプリミティブなものを繰り返すのはどうだろうか。ある人がたまたま見つけた情報源を自分のブログに載せる。それをたまたま見つけた人が、……。
だとすれば、強い主体を立ち上げるために大きな革命を起こす必要はない。今、ブログやサイトを運営している人が、あるいはもっと広くWebに向けて投稿している人が、ちょっとした情報をリンクとして残していくのだ。
そうした──ある意味でなんら特別でない──行為を、植林ならぬ植リンクと呼ぶことにしよう。荒野と化したインターネットの植リンク活動。
それを続けていったところで、原始スープの状態に戻ることはないだろう。しかし、何かしらの茂みが戻ってくるかもしれない。
ほんと、みんな良い記事やサイトはリンクとして紹介して残していこうね。
・ネットで「素人がなに発信してんだ」か書きたい | Books&Apps
チョコプラの炎上について。
で、SNS、たとえばTwitterなんてのも、そもそもはそういうものだったんじゃねえのか。先に書いたが、「昼飯なう」、「帰宅なう」、「スタバなう」……。そんなもんだった。有名人が重大発表もしなかったし、何百万バズの暴露もなかった。もちろん、プロのお笑い芸人がおもしろいことを書き込みもしなかった。
松尾の炎上というか、ネットでの反応を見て、おれが発見したのは「意外にまだ昔のネット感覚がみなの間に残っているのだな」ということだった。
これは発見だった。「素人の場」に後から入ってきて、領有権を主張するがごとき物言いに対する不快感。これである。
だが、どうもネット、SNSの発言なんてそれでいいんじゃねえかと、ネットの反応を見て、そう思えたのである。おれがネットに書いて垂れ流すつぶやきも文章も価値がない。
でも、その価値のなさこそが、ネットの本質だったんじゃないのか。笑いも求めない、質のある情報も求めない、もちろん誹謗中傷も控える。たんに「飯食った」といって飯の写真をアップする。無価値。でも、誰にでもある無意味な日常を共有できることが、人をつなぐ面もあるだろう。
一般人が誰でもつぶやけるサービスだったのに、いつの間にか有名人やインフルエンサーのありがたいお言葉を読むSNSと化してしまったのはなんだかなぁ、とやっぱり思うし、
それに対する嫌悪感もあって、今回の炎上につながった側面はあると思う。
・AIには「いや、そうじゃなくて」から始まるコミュニケーションを求めている - Robot Checkerboard
特にAIとのやりとりでは「空気を読む」よりも、むしろ率直さが効く場面が多い。AIに期待するのは、見落としや盲点の補填。だから「いや、そうじゃなくて」と切り出されることに価値がある。ズレをピン留めしてくれるだけで、自分の仮説の歪みや前提の穴に気づける。もちろん、常に否定から入れば良いわけではないが、まあAI相手なら、同調してもらうよりも異論や批判的視点が役に立つことが多い。
AI同調しすぎ問題、もう少しマシにならないのかな。
プロンプトで調整とかするんじゃなくて、
「感情バー」とか「批判度具合」のパラメーターをいつでも弄れるようになってたら便利なのに。
・終了するブログサイト~未来への遺産~ - 続けよう!サニらいと、の楽日記
フランスやデンマークなどでは、法定納本の一環として、多くのサイトが自動的に保存されているらしいけど。たとえば、国立国会図書館に、日本で発行された本がすべて納められているので、ブログもその一環として取り入れるべきか否か、とかね。(30年後とかには、いい日本人文化史みたいになってる感じがしますね)
そうだよね、私たちは病気になったりしたら、病気のことや治療の方法なども知りたいけれど、同じような病を持った人がどんな気持ちでいるか、どんな経過を経たのか、そういうソフト面を知りたかったり、共感したいことがいっぱいあるんだよね。。それは、病院のブログや、芸能人や作家の手記では得られない、一般人の『生きた記録』なんだ!芸能人や有名人は自分にとって不都合なことや金額的なことは出さなかったりする。
たとえ文章が順次にAIに学習されても、新たな壁を打ち破ることができるのはやはり「人間」だということ。
ブログオワコン論はもうずっと前から唱えられてるけれど、僕は命ある限り続けていくつもり。(その頃までWWWがあるかどうかはわからないけどね・・・)
・AI スタジアムへ行った感想(English)
スポーツ観戦のために記者がロサンゼルスのBMOスタジアムを訪れた際の体験談。
AIカメラでの購入体験がイマイチで、行列ができてしまい、カメラが認識しやすいようにメニューも縮小されていてがっかり、的な内容。
まあ将来を考えると、これは大きな一歩なのかも?
Amazonのカートなしスーパーもイマイチらしいし、まだ課題は多いのかなぁ。
・The Lonely New Vices of American Life(English)
アメリカで、アルコールを摂取する量が減ったのはいいけれど、
社会的な交流も減ってしまい、
逆にマリファナ、スポーツ賭博、ポルノなど別の悪習が増えてしまったという話。
現代のアメリカ人の若者はパーティー文化が落ち着いてしまい、以前と比べ孤独になってしまった、という記事をよく見るけれど、結局何が正解かわからないよね。
お酒はほどほどにしつつ、街へ繰りだしましょう。
今回テーマが特にないので、良かったなと思う記事を雑にペタペタ貼っていきます。
・『もののけ姫』を民俗学で謎解き。IMAX上映を機に紐解くディダラボッチやエボシ御前の「元ネタ」 | CINRA
・万博で、いろんな国の人に前から気になっていたことをたずねてみた - 庭を歩いてメモをとる
・なぜかXでは教えてくれないんですが、毎日3~4時間くらい芸人のラジオ聴いてたら会話のリアクションがうまくなったり、話の腰を折らない喋り上手な子になれるらしい - Togetter
・「記事は著名プラットフォームで書いたほうが読まれやすい」は、多分幻想に近い - Chienomi
・DREAMING IN THE NIGHTMARE 第2回 ずっと夜でいたいのに――Boiler Roomをめぐるあれこれ | ele-king
Art of the Month
あのボブ・ディランによる展示「Point Black」。
・「Speedboat」
絵一枚から物語が動き出しそうなのすごい。けっこう好みかも。
人の状態を観察するだけではなく、強い切迫感を持って自分自身をそこに投入することが目的である。/ Bob Dylan
他の絵もとても良いので、ディラン好きの方はぜひとも。
→「Point Black」
今月の一曲
「Berghain / ROSALÍA」feat. Björk & Yves Tumor
スペインのアーティスト、ロザリアによる新作『LUX』、期待以上の出来だったな。
ロザリアって誰やねん、という方はこの曲と「チキンテリヤキ」だけでも聴いてね!
今月の本
図書館で借りた、ペンギンブックスのブックデザインに関する本。
どれも表紙へのこだわりがすごくて見るだけでイマジネーションが刺激される一冊だった。
🌎ねじまきのあれこれ🌏
僕が書いたブログの振り返りなど。
・Redditが日本語訳されてグーグル検索の結果に表示されることが増えた。
・gooブログのサービス終了について思うこと&おすすめ記事を貼りまくる
🎃あとがき👻
ハロウィン当日の10/31に配信するはずが、時間を取れずようやくの配信。
万博閉幕からもう一か月以上経ってしまったけど、
もう遠く昔のことのように感じられるな・・・。
11月はとりあえず『ストレンジャー・シングス』シーズン5ですね、
ようやくシーズン4の最終話までたどり着けました。
11/27の配信がほんと楽しみだなと。
Rotten Letterの方でもストレンジャーシングスについて何かしらの配信をしようかなと思ってたり。
そういえば、mondで質問受け付けてますので、いつでも気軽にどうぞ。
今のところ100%返事してます!(投げ銭頂けたらニュースレターの励みになります)
※11月は『フランケンシュタイン / メアリー・シェリー』の読書会を予定。
一か月かけてみんなで1冊読む試み。気軽に参加してみてください。




